中学受験に取り組む上で、家では机に向かっている時間も長いし、自分から進んで塾にも行っているのに成績には反映されない。これは中学受験生の保護者が抱える悩みの上位の項目の一つです。成績が上がらないのにはいくつかの要因があります。
中学受験で偏差値が上がらない3つの原因
あと一歩の頑張りが足りない
宿題をきちんと解いたり、塾から指示されたことはしていたり、とすべきことはしていたとしても、それで十分とは言い切れません。たとえば宿題をしたまま、丸付けをしたまま、模試を受けたまま、という状態では成績はほとんど伸びないです。
成績を上げるためには、他の中学受験生と差がつく勉強をする必要があります。ただ問題を解くだけでなく間違えたものは解き直しが必要ですし、苦手なものは解けるようになるまで繰り返しが必要です。このようにあと少しの工夫をするだけで成績が伸びるという受験生は多くいます。
「自分から机に向かっている」「やる気がある」「塾に早めに行って質問しているのに…」といったように、子どもがちゃんと勉強しているのに成績が伸びないと感じる場合にはこのようなあと一頑張りが加わるだけで成績が伸びる可能性が高いです。取り組んでいる内容を確認し、アドバイスをするとすぐに成果が出ることもあります。
頑張りが足りない
中学受験生は皆、第一志望に合格するために勉強をしています。他の子と同じことをしていても成績が上がることはありません。小学6年生はまだまだ精神的にも幼く、子ども自身が受験をしたいと言っても取り組みが甘くなることは多いです。
前に述べた通り、受験はただ宿題をしたり塾に行ったりするだけで成績が伸びるものではありません。子どもたちは頑張っているつもりでも、世の中にはもっと頑張っている受験生がいるのです。そして、そういった受験生がいることで抜かされてしまい、成績が上がらないどころかどんどんと下がってしまうケースもあります。
ただの作業になっている
受験生はとても忙しいです。毎日学校に行きながら、放課後は塾に通ったり宿題をしたりとかなりの時間を勉強に割いています。それでも宿題が終わらないということも少なくありません。やることが増えてくると睡眠時間やリフレッシュの時間を削って勉強をするということも出てきます。
宿題を早く終わらせたいという気持ちや、連日の寝不足といったものから勉強や塾の授業に身が入らないということは少なくありません。だんだんと宿題や授業を「ただこなす」という作業になっていると、どれだけ勉強しても授業を受けても身につくものは少ないです。
小学生は学校の行事もいろいろとあります。運動会や学習発表会前は学校から帰るのが遅くなったり疲れやすかったりすることで、取り組みが作業になりがちです。このようなときには子どもたちの様子を見て、取り組み内容がどうなっているか確認してみましょう。
中学受験の問題集・参考書を選ぶ際のポイント
まずは中学受験の問題集・参考書を探すときのポイントを3つ紹介します。全科目に当てはまることですから常に意識しましょう。
詳しい解説が載っている問題集を選ぶ
問題が解けた場合も解けなかった場合も、答えのみならず「解説」も確認するべきです。
しかし、解説が充実していない問題集や参考書を選んでしまうと、結局「解説のみでは理解できず、誰かに聞く」という労力が発生する事になります。ですから詳しい解説のある問題集を探しましょう。もちろん後日、学校の先生や塾講師などに質問できると思いますが、それまではずっとモヤモヤし続けることになります。
ちなみに解説の「詳しさ」とは少し違いますが、2色以上の色が使用されている問題集・参考書のほうが読みやすく、ポイントも分かりやすいはずです。
自分のレベルにあった問題集を選ぶ
自分のレベルに比べて難しすぎる問題集・参考書にチャレンジしても成績はアップしません。
「難問に挑戦すれば早く学力が上がる」と考えている人もいるかもしれませんが、それは間違っています。学力が上がらないだけならまだしも、問題を解けなさすぎて勉強へのモチベーション自体が大きく下がる恐れもあります。
逆に楽すぎる問題を解いても、ほぼ時間の無駄と言えます。スムーズに問題を解けると気持ちいいかもしれませんが学力は上がりません。特に「難関中学受験で行き詰っている場合」には、この状態に陥る可能性があるので気をつけましょう。
では、なにをもって「自分のレベルに沿った問題集」と考えられるのでしょうか。目安としては「全体の40~60%ほど回答できる問題集・参考書」がおすすめです。学習が進んできて「問題集・参考書のレベルを上げる」という場合でも、この割合を意識してください。
直感的に見やすいと思う問題集を選ぶ
「詳しい解説が載っている、自分のレベルに沿った問題集」が2~3種類見つかって、どれを選ぶか迷ったとしましょう。こういった場合は「見やすい」と直感的に感じたものを購入するべきです。人間の直感力は非常に優れており、頭で(理屈で)考えるよりも適切な判断を下すことができるものです。
もちろんできる限りは比較するべきですが、それでも迷うのであれば直感で決めましょう。そもそも「頭で決めきれない」ほどに秀でた問題集・参考書なのであれば、どれをチョイスしても間違いはないはずです。
中学受験の問題集・参考書の使い方
続いては中学受験の問題集・参考書を使うときの具体的なポイントを3つ紹介していきます。これらを知ると知らないとでは学習効率が大幅に変わります。
同じ問題で2回も間違わない
中学受験の問題集・参考書を解いていて間違った場合、解説を確認して「間違った理由」を知り尽くす必要があります。「聞かれていたのはこういうことで、こう解く」と理解し、同じ問題を出されたときに二度と間違わないようにしましょう。
そこまで達するには時間を要するかもしれませんが、中学受験で成功するためには非常に大事なことです。「解く時間」よりも「解説を読む時間」のほうが長くなるのは自然なことです。
もちろん解説を読み込んでも理解できない場合は、できるだけ早めに学校の先生や塾講師などに相談しましょう。
1度正解した問題は何回も解かない
また、一回正解した問題を何回も解く必要はありません。もちろん「反復練習」に全く意味がないわけではありません。しかし、中学受験までの時間は有限ですから、正解できた問題よりも「前回正解できなかった問題」を解くことにウエイトを置くべきです。
チェックリストなどを作って、「解けた問題を除外できる環境」を整えておくことをおすすめします。
無駄に長く考えない
どれだけ長く考えても解けないものは解けません。特に中学受験の場合、「考え抜くことで、アイデアが頭に浮かび、一気に解ける」ということはまずありません。
ですから問題集や参考書の問題を5分程度考えても、「解き方が分からない(解き方を思いついている場合は5分以上かけてでも解いてみる)」のであれば、回答・解説を見てしまいましょう。そしてその内容を理解したほうが圧倒的に高効率です。
ただ、このとき「答えだけを見て分かったつもりになる」というのが最も危険です。「次に同じ問題が出たら解ける」というレベルになるまで解説を読み込みましょう。「限界まで自力で考えることで思考力がアップする」という考え方もありますし、その発想が重要になる場面もあるかもしれません。
ですが、中学受験の本番までに使える時間は決して多くなく、その中でたくさんのことをマスターしなければなりません。ですから、「考えること」に長い時間を使うのは現実的ではありません。
「どうすれば高効率か」を常に重視して、問題集・参考書を使いましょう。なお、効率の良い社会の勉強法を知りたい方は、中学受験 社会専門のスタディアップの最効率の勉強法・問題集のページが非常に参考になりますので、ぜひ参考にしてください。
中学受験の問題集や参考書のおすすめランキング【算数編】
中学受験 算数 第1位 実務教育出版 中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 算数・図形問題
解法が詳しく解説されています。まさに本質から学べる1冊重要な50の解法が収録された教材です。入試で点を取るためのメカニズムも詳しく解説されていますので、効率良く受験対策ができます。
まさに、算数を10点アップさせたい受験生におすすめです。問題を解いて答え合わせを1問ずつ丁寧にやりたい人にぴったりです。
中学受験 算数 第2位 中学受験テキスト 下剋上算数 基礎編 偏差値40から55への道
徐々にレベルアップしながら、高難易度の問題を突破できるように構成されている問題集です。作者自身が中学受験にチャレンジしていた長女に伝授した、解き方のテクニックや問題に挑むための準備なども紹介されており、全体的に「親しみやすさ」のある書籍となっています。
表紙には「目標1日10分」と書かれていますが、特に算数が苦手な子どもの場合は30分以上かかってもおかしくありません(偏差値40以下であれば40~50分を要する可能性もあります)。ですから、じっくり取り組んでいくことをおすすめします。ですが投げ出さずにコツコツ継続していけば、タイトルの通り偏差値55を突破できることでしょう。
中学受験 算数 第3位 出る順[中学受験算数]覚えて合格る30の必須解法
中学受験算数で確実に正答したい「1行問題」について解説している問題集です。中学受験に欠かせない解法が30種類取り上げられていますから、全て習得することで効率よく偏差値を上げることができるでしょう。
「出やすい順」で紹介されていますから、中学受験間際の追い込みの時期に使うのもおすすめです。「難しい問題を解く力」ももちろん必要ですが、「多くの人が解く問題を、自分も必ず解く力」もつけておかないと5点、10点と差がついてしまう事になるでしょう。
中学受験 算数 第4位 Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30
要点・例題・練習問題の3段階構成でそれぞれのテーマ別に勉強できる問題集です。知識を着実に蓄えながら算数の能力をアップさせていきたい方におすすめです。教科書で学ぶ内容からしっかりと解説されていますから、基礎固めに不安がある人にも向いています。
1テーマあたりの学習時間は1~2時間くらいですから、無理なく取り組むことができるでしょう。また、すでに算数の能力がある程度あるのであれば、最初から「例題」や「練習問題」にチャレンジするのもいいでしょう。算数に限りませんが中学受験においては、「自分のレベルに合わせて勉強する」のが鉄則です。「レベルとは無関係にとにかくまんべんなくあたる」ほどの時間はありません。
中学受験 算数 第5位 算数は「図」で考えればグングン伸びる!
「図を使って考えることで、算数の能力をアップさせていく」というスタイルの参考書です。この問題集に出てくる3種類のアプローチ方法を習得すれば、難易度の高い問題でも解けるようになりますし、問題の本質を見極める能力も見につきます。
また、「中学受験を控えている自分の子どもに教えられるようになりたい」とお考えの保護者の皆さんにもおすすめです。
中学受験の問題集や参考書のおすすめランキング【国語編】
中学受験 国語 第1位 中学受験国語 文章読解の鉄則
中堅・難関中学受験で必要となる、文章読解の鉄則と語彙を学ぶことができる参考書です。「日頃から多く本を読んでいるから語彙は大丈夫」という方でも、それだけでは取りこぼしがあるはずですから、この問題集を使って着実に知識を蓄えておきましょう。早稲田、慶応、麻布、開成、灘などの実際の入試問題が掲載されていますから、志望校対策にもおすすめです。
また、作者に届いた保護者からの相談も載っていますから、中学受験にまつわるリアルな現状を把握することもできます(ただし2015年に発行された参考書ですから、徐々に実情とそぐわなくなっていく可能性もあります。あくまで参考程度に捉えておくのが無難です)。
中学受験 国語 第2位 中学受験国語 記述問題の徹底攻略
記述問題を4パターンに分類して、模擬授業のようなやり方で「何をどのように記述するべきか」を教えてくれる問題集です。基礎的なルールを習得した上で、パターン別の記述方法を学ぶことができますから、記述問題の基礎固めをしたい人にもおすすめです。
中学受験の記述問題の勉強をするにあたって、「幅が広すぎてつかみどころがない」と考えている人には特に向いています。少ないパターンに分けることで、「ゴール」を見据えて勉強していくことが可能となります。また、過去問も収録されていますから、実践的な学習をしたい子どもにも向いています。
中学受験 国語 第3位 中学受験 入塾テストで上位クラスに入る スタートダッシュ 国語
この参考書の作者は40年以上、高校受験・難関中学受験の指導を続けてきたベテラン家庭教師です。「入塾テストで高得点を取って上位クラスに入ると、志望中学への合格率がアップする」と言われていますが、もちろん入塾テストなどを受けない人にもおすすめの問題集となっています。
また、模擬テストが2回分ついていますから、一通り国語の学習が終わったら挑戦してみましょう。そして解けなかった部分については、もう一度この参考書で確認すれば確実に苦手を潰すことができるはずです。
中学受験 国語 第4位 国語ベストチェック 改訂新版
中学受験のための学習内容を文章読解、文法、語句に分類している問題集であり、「左ページに重要部分の解説、右ページに確認問題」という形式になっているため見やすいです。自分の実力をチェックしながら学習を進めることが可能ですから、取りこぼしをすることなく確実に偏差値を上げていくことができます。
また、掲載されている弱点診断テストを活用すれば、自分の苦手分野を知ることもできます。弱点が分かったら本書や他の問題集・参考書を使ってカバーしていきましょう。
中学受験 国語 第5位 <中学入試>国語の読解は「答え探しの技」で勝つ!
中学受験国語で重要な「読解問題」についてマスターしたい人におすすめの参考書です。「問題文の中にある、ヒントや答えを見つけるテクニックを身につける」というコンセプトの問題集ですから、効率よく国語の偏差値を伸ばしていくことができるでしょう。ちなみに「読解問題」が国語試験の点数の6割を占めるとされています。
また、「読解問題はセンスだけで解いてきたけれど、きちんと論理的に学んで、さらに成績を伸ばして着実な得点源にしたい」という方にもおすすめです。さらに国語が嫌い・苦手な人でも、「国語の問題もテクニックと理論で解ける」と分かれば、苦手意識がなくなり、勉強が楽しくなっていくことでしょう。
中学受験の問題集や参考書のおすすめランキング【理科編】
中学受験 理科 第1位 小学高学年自由自在理科
分かりやすい表や図が多く掲載されている参考書です。また、オールカラーですから子どもが興味を持って、中学受験勉強に取り掛かりやすくなっていると言えます。そして実際の中学受験の問題で出題されそうなレベルの高い内容まで余すことなく収録されています。表紙の雰囲気からして易しい印象を受けるかもしれませんが、実際には難関校の中学受験にも役立ちます。
さらにスマートフォンアプリの登録をすれば、理科用語の検索をすることも可能となります。必要に応じて活用しましょう。小学生が使うでしょうから保護者の方が使用時間などについて注意しなければなりませんが、「スマホならサクサク勉強できる」というお子さんも少なくないはずです。
中学受験 理科 第2位 理科メモリーチェック
内容を分野ごとに細かく分けて、「大事なポイントのまとめ」と「基礎問題」の見開きで構成されている問題集です。1日1項目ずつ勉強すると、およそ2か月で中学受験範囲の理科の基礎固めが完了します。また、弱点診断テストが収録されていますから、自分の苦手部分を把握しやすいです。
中学受験 理科 第3位 中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・計算問題
中学受験理科の計算問題に重点を置いた問題集であり、図を使って解き方を丁寧に教えてくれます。そのため「どの単元が、というよりも計算問題が苦手」という人に特におすすめです。地学・生物・化学・物理の4分野から厳選された41問が収録されており、効率よく理科の計算問題をマスターすることが可能です。
また、「理科の計算問題は得意であり、それほど力を入れて勉強したことはなかった」という人が本番での取りこぼしを防ぐために、中学受験間際のタイミングで利用するのもいいでしょう。このケースではもともと計算問題を苦にしていない人が取り組みますから、かなり短時間で学習が完了するはずです。
中学受験 理科 第4位 中学受験理科 地頭の良い子に勝つ17日間の授業
作者は、業界最大手の中学受験塾において3000人を超える生徒に教えたベテランです。理科に対して苦手意識を持っている子どもにこそおすすめできる一冊です。
理科は一度つまずいてしまうと「もともと地頭の良い人には勝てない」と思い込んでしまい、高校に入ってからもその気持ちが消えなくなってしまうかもしれません。ですが、この問題集を使って早めにカバーしておけば、むしろ理科を得意分野とすることができるでしょう。
中学受験 理科 第5位 受験理科の裏ワザテクニック 新装版
中学受験理科において苦手とする人が目立つ、バネ、豆電球、浮力などの分野も含め、効率よく簡単に解けるテクニックを紹介している参考書です。また、付録のマスターカードを活用して反復練習を行えば、滑車やテコなどの問題も克服することが可能です。
ただ、あくまで裏ワザ的な意味合いが強いですから、基礎固めがある程度済んでからこの問題集にチャレンジすることをおすすめします。どうしても基礎学習ができていない段階で取り組みたいのであれば、「基礎的な内容の参考書」も準備しつつ行いましょう。
中学受験の問題集や参考書のおすすめランキング【社会編】
中学受験 社会 第1位 コンプリートマスター
日本で唯一の中学受験社会科専門塾を運営している「スタディアップ」のCD&問題集になります。この問題集の作者は、15年以上中学受験の社会の研究に取り組んでいるカリスマ社会科講師で、10年連続3000人以上の社会の成績を短期間でアップさせてきた圧倒的な実績を誇ります。
CD教材では、塾に通うと2年5か月もかかってしまうような内容をたった13時間のCDに集約させています。塾を超えた効率の良い勉強ができるだけでなく、何度も繰り返し聴けるので知識をより定着させやすくなっています。
さらに、中学入試に出題される重要ポイントだけを凝縮したテキストも付いています。中学受験社会科専門塾人気No.1のベストセラー教材なので、こちらの問題集を活用すれば中学受験の社会に必要な知識の土台を作ることができるでしょう。
※この問題集はAmazonでは購入できないので、公式サイトから直接購入してください。
中学受験 社会 第2位 プラチナインプット
プラチナインプットも中学受験社会科専門塾「スタディアップ」の問題集になります。やはり中学受験の社会の成績を効率良く上げるためには、中学受験の社会だけを徹底的に研究した上で開発された問題集がどこよりもおすすめです!
この問題集は、市販の参考書数十冊使ってようやく覚えることができる内容をたった94ページのテキストに凝縮しています。第1位のコンプリートマスターはあくまでも耳で聴いて学習することがメインとなっていますので、コンプリートマスターを聴いた後はこの問題集を解くことで短期間で効率良く成績をあげることができるでしょう。
※この問題集もAmazonでは購入できないので、公式サイトから直接購入してください。
中学受験 社会 第3位 サピックスメソッド社会コアプラス
有名中学受験で出題されやすい社会の問題を解くための知識を「コア」としてまとめている参考書です。一問一答形式ですから知識をチェックして定着させやすく、毎日コツコツ勉強することで着実に社会の偏差値を上げていくことができます。
また、ハイレベルな「中学受験社会の発展知識」も掲載されていますから、難関校の中学受験にチャレンジする人にもおすすめです。
中学受験 社会 第4位 社会メモリーチェック
地理、歴史、公民の順で学習パートが並んでいる問題集です。中学受験の社会は覚えるべきことが多く、ともすれば気が遠くなってしまいかねませんが、この参考書を使えば3か月程度で社会の総復習が終わります。基礎固めにもおすすめです。
また、自分の得意・不得意分野を把握しやすい問題集でもありますから、この本を使い終えたら、他の参考書や問題集を利用して苦手を潰していくのもいいでしょう。
中学受験 社会 第5位 小学高学年自由自在社会
表や図、写真が豊富に使われているため理解しやすく、興味をもって学習しやすい資料集となっています。解説ページでは大事な項目を星1~3個でレベル分けしていますから、どの部分にウエイトを置いて勉強するべきなのかについても一目瞭然です。
社会は覚えるべきことがたくさんあります。ですが、分かりやすく丁寧な解説と補足などによってきちんとカバーしてくれます。小学校低学年のうちから、この参考書を使って勉強を始めるのももちろんおすすめです。また、お子さんと保護者が一緒に読んで、内容について語り合うのもいいでしょう。